新オプションの収穫 ～親善試合 対チリ代表戦

生でテレビ中継が見れず、週末ビデオ観戦になってしまいました。

W杯最終予選の残り3試合を迎えるに当たって組まれたチリ代表戦で、それぞれの選手が持ち味を出してくれたと思います。
なかでも、本田選手はよかったです。これまでは自分をシステムに合わせようという感じがして、埋没していたように見えたのですが、オランダでの自信があるのか、いい意味で「王様」になっていました。岡崎選手の先制点のきっかけになった強烈なミドルシュートは思わず「おおっ」と唸ってしまいました。膝から下の振りが速いんでしょうか、キックの時にバックスイングが小さいように見えます。ポジションから中村俊輔選手とダブるのですが、是非使ってもらいたいと思いました。

らしさでいえば、岡崎選手も持ち味を出していたと思います。2点目のDFの前に抜け出す動きと、その後の相手プレスに負けない強さ。岡崎選手もJリーグでポジションを確保して自信をつけたのではないでしょうか。FW陣が故障続出の中で名乗りをあげたというか。

そして、中村憲剛選手のトップ下は収穫だったと思います。ボランチポジションで遠藤選手や長谷部選手に後塵を拝してきた感があって、正直もったいないと思っていたのですが、この試合ではパスワークやミドルシュートといった持ち味が存分に発揮されていたと思います。

ディフェンスの安定感に加えて中盤のピースが増えて、今週末が楽しみになりました。