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映画「プリンセストヨトミ」を観ました [映画・DVD]

久々に劇場で映画を見ました。
万城目学さん原作です。原作は未読なんですけれどね。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 文庫



会計検査院の松平元(堤真一さん)、鳥居忠子(綾瀬はるかさん)、旭ゲーンズブール(岡田将生さん)は大阪に会計検査に向かいます。
そこで大阪城を拠点にする謎の財団法人「OJO」に立ち入ります。検査上はなにも問題はなかったものの、「鬼の松平」の異名を持つ松平は違和感を覚えます。調査を進めると、そこには約400年もの間大阪で守られてきた秘密が隠されていました。

発想は万城目さんらしい壮大なスケールでそれでいて人情味のあふれるストーリイではあったのですが、劇場で見るにはちと厳しいものがありました。終盤が尻すぼみになってしまった印象がありました。時間軸でのスケールの大きさが映画的に活かされていない、そんな印象です。恐らくは原作通りなんでしょうけれど、映画ならではの作りこみがあってもいいんじゃないでしょうか。
空間を繋ぐようなカメラワークは面白かったんですけどね。

キャストは、松平に鳥居、長曽我部に真田と名前を聞いただけでニヤッとしてしまいました。旭というのだけわからなかったんですが、旭(朝日)姫という人物がいたんですね。なるほど。
松平役の堤真一さんに真田役の中井貴一さんはさすが、という感じです。
ただ、「鬼の松平」という割には鬼っぽくなかったかな。
綾瀬はるかさん演じる鳥居忠子も「ミラクル鳥居」と呼ばれるからには終盤で大ミラクルを起こしてくれると期待していたんですが、アレ? でした[ダッシュ(走り出すさま)]。らしさは発揮していたと思いますが。
意外と重要な役どころだった旭ゲーンズブール役の岡田将生さんは魅力を発揮できず仕舞いで残念です。

謎が回収されないままだったので、やや消化不良を起こしています。。。
あの富士山のxxxはなんだったんだーっ!?

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