SSブログ

夏休みの宿題は ~リオオリンピック グループリーグ 対コロンビア代表戦 [サッカー!]

U-23日本代表選手たちは夏休みも終わりになって慌てて宿題を片付けたタチでしょうか。
早い時間から好機を作りながら、先制されてようやく追いつく展開に、そう思いました。

初戦と違ってオリンピック最終予選のときのような「らしい」プレーができていたと思います。

フォーメーションを4-2-2-2としたことがまずよかったのだと思います。
慣れ親しんだ布陣で前線からフィルタをかけられていたと思います。中盤から最終ラインも役割が明確になって守備陣形も整っていたように思いました。

先発した浅野選手も機能していました。
裏を狙う動きで相手のディフェンスラインを下げさせることで相手の守備陣形にスペースができ、中盤の選手が前を向いてプレーできるゆとりが生まれていました。

前半は日本のペースでした。相手GKのファインセーブもありましたが、先制できない展開ではなかったです。

後半に入ってコロンビア代表がフォーメーション変更をしてからは一進一退の展開になりました。
そして先制点を許します。
井手口選手がかけたアタックが躱されたのが発端ですが、それまでも激しいプレスで相手の攻撃を食い止めていたので彼を責めることはできないと思います。

2失点目は余計でした。GKが弾いたボールを藤春選手が処理を誤ってオウンゴールにしてしまったのですが、見ていて目を疑いました。草サッカーでもお目にかかれないプレーです。ゴール前でのセーフティ・ファーストは基本のキなんですが。

反撃の狼煙は途中交代で入った大島選手と南野選手の働きが大きかったと思います。
扇の要の位置でボールを差配する大島選手が入ったことでボールの流れがスムーズになりました。ショートパスがテンポよくつながります。
一方、オーストリアリーグの強豪チームに所属している南野選手は相手に当たり負けしないドリブルでサイドを主戦場にしていたのですが、オリンピック本選ではより中央にポジションを取ることで2トップとの距離感を縮めるだけでなく、よりゴールに近い位置で好機に絡んでいました。

1点目は大島選手が起点となり、南野選手がラストパスを出し、浅野選手が決めたゴールでした。

畳み掛けるように同点弾を決めた中島選手のゴールは、浅野選手の飛び出しを警戒して前目にポジションを取っていたGKの頭上を抜けるもので、中島選手らしいシュートだったと思います。

その後も運動量の落ちたコロンビア代表を再三脅かしましたが逆転できずに試合終了。

自力でのグループリーグ突破は難しくなりましたが、第3戦はなんとか勝利を挙げてほしいと思います。

nice!(17)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 17

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。