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小「足」先のプレーでは… ~W杯アジア最終予選 対UAE代表戦 [サッカー!]

サッカーとはミスのスポーツだと言われます。足を使ってボールをコントロールしようとする以上、それは仕方のないもので、ミスをカバーするチームプレーというものもサッカーの魅力のひとつだと思っています。

しかし、日本代表が喫した2失点はいずれもミスから始まっていて、カバーできずにセットプレーやPKを与えてしまったものでした。それも大島選手と長谷部選手というボランチの2人のミスが起点となってしまうと失点への危険度は高くなるわけで、リスクマネジメントを含めてカバーできなかったのが要因だと思います。

対するUAE代表の選手は相手に囲まれてもゴリゴリと突破を図ることを考えていて、そんな相手に対して日本代表の選手はどこか戦えていない印象でした。
もちろん球際での競り合いもしっかりしていたのですが、肝心なところで小手先ならぬ小足先で対処しようとするシーンがあったと思います。

攻撃に関しては、攻めの形が見えてきません。
アタッカー陣に高さのない状態では地上戦にならざるを得ないとは思うんですが、相手もしっかり研究してきていて中央を固めてきていました。そこへ無理やり中央突破を図ろうとしても守備網に引っかかるのは自明で、サイドを連携で崩す場面があってもよかったと思います。

サイド攻撃に関していえば、ザッケローニ監督時代に比べると有機的な連携でサイドを攻略するというシーンが減ってきているように思います。どうしてもアタッカー陣が中央に集まってしまうので密集地帯を作り出してしまう。ハリルホジッチ監督からもっと指示を与えてもいいのではないでしょうか。


そして、問題の誤審。

そもそも中東の国との試合で主審がカタール人ということ自体がおかしいです。審判は中立国から選ぶという原則でしょう。
なぜ日本サッカー協会はクレームをつけなかったのでしょうか。

また、試合後のインタビューで本田選手が「アジアの選手はレベルアップしている。しかし審判は…」という趣旨の発言をしていたのですが、審判のレベルアップが図れないようであれば追加審判(ゴール判定だけをする副審)を置けばいいと思います。
そういった働きかけをするのも日本サッカー協会の仕事だと思います。

こういったことができないようであれば、それは日本サッカー協会の職務怠慢でしょう。
FIFAとAFC(アジア・サッカー連盟)に抗議文を出したそうですが、それで結果が覆るわけもなく、起こってしまう前に手を打つべきでしょう。

次戦はアウェーでタイ代表とです。力を付けてきている相手ですので、圧倒することは難しいでしょう。
最低限の結果だけを持ち帰ってほしいと思います。

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