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ポジション争い ~親善試合 対オマーン代表戦 [サッカー!]

この時期に新戦力をテストするというのはハリルホジッチ監督にとっては誤算だったのではないでしょうか。

難関である最終予選は、本来であれば戦術が浸透したメンバーを固定して戦いたいものだと思うのですが、主力選手が所属クラブで出場機会を失っている事態に、代わりとなる選手をテストする場となりました。

CBに丸山選手、ボランチで永木選手、FWに齋藤選手と大迫選手が起用されました。

グループ首位のサウジアラビア代表戦を控えたシミュレーションにはなりませんでしたが、テストの場としては上々だったと思います。

特にアタッカーの齋藤選手と大迫選手はアピールできたと思います。

「ハマのメッシ」の異名を持つドリブラーの齋藤選手は、スリッピーなピッチでその真価を発揮できませんでしたが、裏への飛び出しなど決定機を作り出しました。

2得点を挙げた大迫選手はもともと実績のあるプレイヤーで、ヘディングシュートと切り換えしてのシュートと万能型ストライカーらしいプレーを見せてくれました。また、前線で起点になるポストプレーも安定していたと思います。

それ以上に光ったのがトップ下の清武選手でした。ビルドアップのパスに絡んだり、サイドに散らしたり、サイドからクロスを上げたり、スルーパスを出したりと神出鬼没な働きをしていました。
逆に、清武選手が交代で抜けた後はゲームメイクをする選手がいなくなり、雑然とした印象がありました。

結果としてポジション争いが活発化すればいいと思える内容でした。
両サイドにスピードのある選手を配して、トップに高さがありキープ力のある選手がいることで「縦に早いサッカー」をすることは可能だと思います。(もちろんそれだけではありませんが)

ただ、サウジアラビア代表戦を控えて、強度のある試合ができたかという疑問点は残りました。

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