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東川篤哉さん「ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2」 [本☆☆]


ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (祥伝社文庫)

ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2 (祥伝社文庫)

  • 作者: 東川篤哉
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2018/07/12
  • メディア: 文庫



生野エルザ シリーズ第2弾です。
エルザと美伽のコンビに磨きがかかっています。

「亀とライオン」「轢き逃げは珈琲の香り」「首吊り死体と南京錠の謎」「消えたフィアットを捜して」の4編が収められています。

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。ある日、地元の女子大生から“恋人の聖地”で元彼と永遠の愛を誓って鍵をかけた南京錠を外してほしいと頼まれる。二人は任務を遂行するが、後日彼女は密室状態の部室で首を吊って死んでいて…!?(「首吊り死体と南京錠の謎」)湘南の片隅で本格推理が光る、ガールズ探偵ミステリー!
(「BOOK」データベースより)

東川さんらしいバカミスです。おバカではあるんですが、しっかりミステリしているので読んでいて気が抜けません。
今回も謎解きを楽しみました。

ただ、「消えたフィアットを捜して」については早くにトリックがわかってしまいました。
ま、そういうこともありますよね。

烏賊川市シリーズに比べるとキャラが弱いかな、と思います。
おバカでスイッチが入ると鋭い探偵と、振り回され系の助手に、お間抜けな刑事という組み合わせは同じなんですが、鵜飼探偵ほど突き抜けた感がないのがそう思うのかもしれません。

とはいえ、続編も楽しみです。

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