水生大海さん「ランチ探偵 容疑者のレシピ」 [本☆☆]
ランチ探偵シリーズ第2弾です。安楽椅子探偵が遠隔操作(捜査?)探偵になるのは新しい!
「その部屋ではなにも起こらない」「密室における十人の容疑者」「小日向家の犬はなぜ狙われる」「秘密の扉を開くのは」「そして、いなくなった」の5編が収められています。
大仏ホームのOL・麗子は「トラブルが起こっている」の一言で、ランチの外食を渋る同僚・ゆいかを誘い出すことに成功。
訪れた洋食店には、呪われた社宅に住んでいると悩む男性が……。(「その部屋ではなにも起こらない」)。
閉ざされた美容室での盗難、命を狙われるペットなど、合コン相手が持ち込む謎にOLコンビが挑む全5話。
(出版社HPより)
テレビドラマは過剰な演出についていけず、早々にリタイアしましたが、本作は事件のバリエーションも増えて楽しめました。
料理の説明や食事の描写も前作より細かく、美味しそうに感じました。
それ以上にゆいかの手作りお弁当が気になります。
レバーとかきんかん(玉ひも)とか入れる?
シリーズ1作目で登場したキャラクターも顔を出して、ランチ探偵ワールドが出来上がりつつあります。
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