SSブログ

豆腐料理「笹の雪」 [お店]

上野公園の喧騒を後にして、鶯谷駅を抜けて根岸の豆富(豆腐)料理の専門店「笹の雪」に行ってきました。



http://www.sasanoyuki.com/
約350年前に創業というから驚きです。店に入ると広い靴脱ぎ場があって、おじさんが迎えてくれました。席が用意できるまで、パンフレットを渡され、中に書いてあったメニューの朝顔御膳コース(2600円)を指して「この2600万円のがお勧め」と言われたのですが、華麗にスルーしてしまいました。ごめんなさい。

相席の窓際に通されました。小さな庭に滝があります。この向こうは大通りなんですが、そんな感じがしませんでした。といっても堅苦しい感じではなく、年配のかたが多いせいか、公民館にいるような気分でした。
DSC00443.jpg

右手前から小付け、あんかけ豆富、胡麻豆富。
あんかけ豆富が2椀あるのは、上野の宮様(百十一代後西天皇の親王)のお気に入りになって、「これからは2椀ずつ持ってくるように」とのお言葉を頂戴したからだそうです。
あんかけ豆富は素朴な味ながら、飽きることがありませんでした。
胡麻豆富は最初に味噌の甘さと柚子の香りが広がって、後から胡麻の香りが口に残ります。
DSC00442.jpg

絹揚は表面がかりかり、中はしっかりとした豆腐の味わいで、ほくほくしながら食べました。
DSC00441.jpg

右は蒸し物、蕪がちっちゃいくせにしっかりと蕪の味がしました。蒸し物はなんだろ、コリコリした食感が楽しめました。
左の雲水(湯葉巻き豆乳蒸し)は中に海老や椎茸などが包まれていて、中からいい匂いとともに具材が出てきます。湯葉が意外としっかりしていました。
DSC00440.jpg

うずみ豆富(豆富茶漬け)です。細切りの豆腐を煮固めたか揚げたかしたものをかやくとしていただきます。お馴染みのお茶漬けとは一味違ったまろやかな味わいです。
DSC00439.jpg

デザートの豆富アイス 青梅ソースがけ。豆富アイスというよりは豆乳アイスに思えるほど硬かった。ソースはあまり味がしませんでした。なにより、アイスで一気に体が冷えた…ぜんざいなんかのほうがよかったな。
DSC00438.jpg

パンチはないんですが、いろんな豆腐料理を食べられてお腹も満足でした。
今度は夏に、シンプルに冷奴を味わいたいなと思いました。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。