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光明は見えない ~親善試合 対コートジボワール代表戦 [サッカー!]

W杯前最後の親善試合だというのに、システムを試している場合なのでしょうか。
本来は積み上げてきたものを熟成させるべき時期に指揮官自身が迷走しているように思えてなりません。

先発メンバーはイングランド戦と同じ顔ぶれですが、フォーメーションは4-2-3-1。ボランチに阿部選手と遠藤選手、トップ下は長谷部選手でした。
結果的にはこの試みはうまくいきませんでした。ミドルシュートはあるものの、奪って縦への推進力が持ち味の選手だけに窮屈そうな印象でした。なぜこの時期に試すのか? 調子の上がらない中村俊輔選手、結果が出せない本田選手といった辺りに代わる選手を探していたのかもしれません。ならば中村憲剛選手ではだめだったのでしょうか。
また、イングランド戦で4-1-4-1がうまく機能したと思ったのですが、なぜそれを継続しないのか。理解できません。
相手のフォーメーションによって変えるつもりなら、グループリーグの相手は3トップです。それに合わせた布陣を継続して守備ブロックの熟成を図るべきではないでしょうか。

中盤の軸になるべき遠藤選手の調子が上がらないのも気がかりです。この試合でもミスが目立ちました。タメを作れる選手だけに、ここでボールを奪われるようだとSBは攻め上がれません。どれだけ復調できるか大きな鍵を握っていると思います。

闘莉王選手、やっちゃいましたね。これだけ決定力の高い選手は相手ゴールに近い場所に置いておいたほうがいいかと ^^;
それでも、この試合で一番闘志をむき出しにしていたのも闘莉王選手でした。終盤に右からのクロスに頭から飛び込んだのはどのアタッカーでもなく、彼でした。
ドログバ選手の骨折は残念でしたが、あのプレーは故意ではないでしょう。当たった場所が悪かった。

守備に関しては総じて「軽かった」ように見えました。相手に体を寄せてはいるものの、バランスを崩すようすが見えませんでした。本当に体をぶつけているのか。怖がっているのか。アリバイ作りのようなプレーに思えました。プレスのかからない守備では相手に確実にボールを繋がれてしまいます。結果として体力を消耗しているように見えました。

全体に運動量が低かったです。高地から低地に降りてきて身体が順応していなかったと聞きます。
それでもW杯を迎えるにあたってなにかしら希望を見出したかったのですが、失望と不安と懸念だけが残りました。
あと1週間、なんとかコンディションを上げて闘争心を燃え上がらせてほしいものです。

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