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鳥肌シュート ~リオ五輪最終予選 対イラク代表戦 [サッカー!]

リオオリンピック出場決定[exclamation] おめでとうございます[exclamation×2]

「ドーハの悲劇」を知らない世代なんですね ・_・;

イラク代表は確かに強かったですが、イラン代表と同じように粗さが目立ちました。シュートの精度の低さに助けられた面はあると思います。
それととにもこの大会を通して粘り強い守備で踏ん張っていました。試合をこなすことで最終ラインを高く保ち、ロングボールをはね返し、セカンドボールを拾うという修正ができていました。
そうはいってもプレスの網は粗くて、1対1では相手の鋭い切り替えしに振り切られることも度々でした。

耐えに耐えてのカウンターが今回も活きました。
左サイドを鈴木選手が疾走し、GKとDFの間に絶妙なグランダーのクロスをあげます。飛び込んだ久保選手はスライディングしながらも難しいバウンドのボールを足先で押し込みました。
高いポゼッションで試合を支配することはできなくても、スピードのあるアタッカーが揃っている特色を活かしたゴールでした。

しかし、同点ゴールを奪われてしまったのも鈴木選手がCKのボールをヘディングで後ろに逸らしてしまったもの。鈴木選手は相手の最終ラインが見渡せる大外の位置にいながら再三オフサイドに引っ掛かっていました。
スピードと高さに恵まれている選手なのですから、強靭さと確実なプレーを備えてほしいと期待します。

先制ゴールを決めた久保選手は2トップの布陣ではありますが、どちらかというと縦に2人並ぶ感じで相手DFとボランチの間のスペースでボールを収めていました。これでサイドやボランチが攻撃参加するタメができていました。

この試合では選手の距離感がよく、パス交換がスムーズでしたし、相手ボールになった時の攻守の切り替えからのプレスが早かったです。(プレスが効いていたかどうかは別にして)

特に右サイドでドリブルの仕掛けあり、スルーパスありと相手の守備を崩せていました。
決勝点も南野選手が上げたクロスをGKがパンチングして、こぼれ球を原川選手が糸を引くようなシュートを決めたものです。
後半アディショナルタイムのきれいなシュートは鳥肌が立ちました。

そのままタイムアップを迎え、晴れてリオオリンピックへの出場決定です。
けれど、世界と戦うには足りないものが多いと思います。プレーの精度という点では対戦する選手はアジアの比ではないでしょう。
チームとしての攻守両面の決まりごとを突き詰める必要があると思いますし、選手個々のレベルアップも必要だと思います。

まだ決勝が残っています。相手は韓国代表です。
相手が日本となると目の色が変わる相手ですが、余計なプレッシャーから解放されて、各自がそのポテンシャルを見せて優勝してほしいと思います。

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