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差し引いて考えるべき ~親善試合 対ブルガリア代表戦 [サッカー!]

7-2というスコアでしたが、相手の出来にクエスチョンがつくものだったと思うので、額面通りに受け取るべきではないと思います。
興行的にはよかったんじゃないでしょうか。

物見遊山で来たわけではないでしょうが、特に前半のブルガリア代表の出来はよくなかったと思います。
欧州シーズンは終わったばかりですし、はるばる日本までやってきたコンディションとモチベーションがどれほどのものだったかを差し引いて考えねば、と思いました。

それでも日本代表として目指す方向のサッカーができていたのではないかと思います。

CFに岡崎選手、中盤のアタッカー陣に小林選手、香川選手、清武選手を並べた布陣はダイレクトパスを効果的に使った流動性のある攻撃を見せます。
空いたスペースにSBの酒井選手や長友選手がオーバーラップをかけます。
ボランチの長谷部選手、柏木選手からは高精度のパスが出ます。
平均身長182センチと大柄なブルガリア代表を崩すにはこれしかないと思える最適解だったと思います。

先制点はオフサイドぎりぎりでの飛び出しを見せた岡崎選手と、ピンポイントのパスを通した柏木選手との意思の合ったプレーでした。
その後も相手にプレスする時間を与えない素早い攻撃で点を積み重ねます。

守備でも攻守の切り替えが早く、コンパクトな陣形を保っていました。前半は前線からの相手のパスコースを切ったぷレッシングが効果的だったと思います。
後半になると全体的に運動量が落ちたせいか、ブルガリア代表が喝を入れられたせいか、拮抗する印象を受けました。ペースのメリハリをつけることがチームとしての課題でしょうか。

それだけに2失点がミスによるカウンターを受けたことが原因だったのは反省点だと思います。
それ以外にも、簡単に飛び込んでかわされてピンチを招くシーンもあり、軽率さが命取りにならなければいいと感じました。

次戦はハリルホジッチ監督の祖国ボスニア・ヘルツェゴビナとです。
この試合のようなパフォーマンスを発揮したらいいゲームになるんじゃないでしょうか。

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