3連覇おめでとう ～Jリーグ 浦和vs鹿島

鹿島がJリーグ史上初のリーグ3連覇を達成しました。おめでとうございます。

興梠選手のダイビングヘッドは見事でした。雨でスリッピーになったバウンドのクロスボールをねじ込んだゴールは値千金というものでした。前節もそうでしたが、一瞬のスピードは突出してますね。代表でも活躍してほしい選手です。
後半ロスタイムの浦和の猛攻を体を張ってしのぎきる場面など勝利への執念も感じられました。もちろん浦和にもあったと思いますが、それを上回った結果だと思います。

鹿島の強さはどんな相手でも対応できる点なのかな、と思いました。引いてくる相手でも、プレスをかけてくる相手でも、選手全員が認識を共有して対応できているように感じました。テレビ中継でピッチ全体を写していると、攻撃でも守備でも連動している様子がよくわかります。ピッチ全体を使ったり、個々の選手が特長をわかった上で役割をこなすなどチームの熟成度は高いですよね。
途中失速しかけましたが、ラストスパートで逃げ切った感じですね。とはいえ来季も混戦模様です。

浦和はパスサッカーへの移行に苦しんでいるように見えます。チームとしての形が定まっていない感じです。同時に世代交代を進めようとしているようですが、拙速すぎはしないかと思いました。いろいろと移籍に関する噂も飛び交っていますが、若手アタッカーよりも高齢化＆移籍の噂のあるDF陣やゲームコントロールのできるボランチの補強のほうが急務ではないでしょうか。

まだ天皇杯がありますが、全ての選手にお疲れ様と言いたいです。来季もいい試合を見せてください。
そして、鹿島にはおめでとう！