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2010年 Jリーグ開幕 [サッカー!]

テレビ中継のあった2試合を見ました。

◆鹿島vs浦和
チームの成熟度と采配が結果に出たと思います。
鹿島の先制点は、小笠原選手のピンポイントパスから興梠選手の一瞬の抜け出しという、両選手の特徴が出たプレーでした。観戦した岡田日本代表監督はどう思ったんでしょうね。
もっとも、後半の決定機での外しまくりがリーグ終盤で接戦となったときに影響しなければいいのですが。

対する浦和は4-2-3-1の布陣で中盤まではボールを運べるのですが、1トップのエジミウソン選手が孤立してしまって決定機が作り出せないように見えました。。アタッカー陣の距離と、ボランチの飛び込みがみられなかったのが原因だと思いました。移籍加入した柏木選手に注目していましたが、いい動きやシュートを放っていたものの、広島時代のようなコンビネーションを確立するには時間がかかりそうです。

采配では、フィンケ監督が攻撃的な選手を投入して柏木選手を下げてしまったことで去年の浦和に逆戻りしてしまった気がします。加えてDFの連携が悪くなり、そこを鹿島に衝かれていたように感じました。対するオリベイラ監督は運動量の落ちたフェリペ・ガブリエル選手を下げて遠藤選手を役割の変えずに投入したことが追加点につながり、対照的な結果になりました。

パスサッカーを指向して2年目の浦和とチームコンセプトがしっかりと根付いている鹿島の差が出た試合だと思います。

◆G大阪vs名古屋
闘莉王選手や金崎選手など積極的な補強をした名古屋に注目していました。大きなサイドチェンジを織り交ぜたピッチをワイドに使う4-3-3の布陣は見ていて楽しいものがあります。2得点に絡んだケネディ選手は今年も欠かせないターゲットマンになりそうです。2点目に絡んだ金崎選手はドリブルが持ち味ではあるんですが、パス選択とのメリハリがあれば嫌らしさや脅威度は増すんじゃないかと思いました。

ネックは1ボランチだと思います。つなぎ役だけでなく、左右にボールを散らす役割なのですが、試合中盤からG大阪の選手に狙われ、ショートカウンターをくらう場面が多くありました。名古屋だけでなく対戦相手にとってもキーマンになるように思えました。

一方のG大阪は、コンディションが悪いのか、プレーの精度だけでなく、気迫でも名古屋の選手が上回っていたように感じました。
パスはつながるのですが、微妙に精度に欠け、フィニッシュにまでいきません。FWのチョ・ジェジン選手も孤立気味でした。CKからのこぼれ球を狙いすました二川選手のゴールは素晴らしかったですが、相手DFを崩したというシーンはほとんどなかったのではないでしょうか。代わって入った選手も印象に残るプレーは見られず仕舞いでした。

故障者が続出していることを差し引いても、FWを含めてどう攻撃してゴールに結びつけるかが見えませんでした。

今季の名古屋は期待できそうですね。G大阪は得点力不足が気掛かりです。
それにしても終盤の名古屋の5バックでの逃げ切りはなんだか…ストイコビッチ監督ってリアリスト?

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