小池龍之介さん「もう、怒らない」 [本☆☆]
怒り(「ムカつく」「妬む」「悔む」「悲しい」「虚しい」などを仏道では「怒り」と捉えるそうです)の源泉が「欲」であると説き、怒ることでエネルギーを浪費し、不幸の元凶になる、ではどうしたらいいでしょう、怒りをコントロールしましょう、ということを仏教の経典も交えながら心理学的な解説を加えて説明されるます。とても読みやすいです。(経典は現代語訳(小池さんの意訳?)されてます)
そういう自分も無神経な周囲にイライラしたり、そんな自分に自己嫌悪に陥ったり、後悔だらけで眠れなかったりします。
なるほどー、とは思うんですが、どこか机上の空論に感じてしまう部分もあって、捻じ曲がった自分の性格では「世間との交わりを絶たなきゃ無理なんちゃう?」と思ったりもします。
「のうだま」や認知療法に通じるものがあります。根っこは同じなのかな。
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