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工夫はあっても精度が低い ~W杯2次予選 対カンボジア代表戦 [サッカー!]

もっと得点できたと思いますが、ゴールまでのプロセスもパスやトラップやシュートの精度が低いためにゴールに繋がりませんでした。

ドン引きの相手に対して圧倒的なポゼッションを保ちながら3点しか取れなかったのは、すべてのプレーの精度が低かったからだと思います。

大きくサイドチェンジをする、ダイアゴナルな動きやパスを出すといった、マークを剥がすためのプレーはしていましたが、剥がしたところにパスが来なかったり、マークがついているところにパスを出したりと、相手にとって守りやすい攻撃をしている印象を覚えました。

また、クロスではゴールライン際までえぐってなど様々なパターンの攻撃をしていましたが、ラストパスの精度が低く、決定機を作り出すまでいきませんでした。アタッカー陣に高さがないせいもありますが、1トップの岡崎選手であれば高さはなくともシュートに至る得意な形があり、そういった種類のクロスをあげるべきだったのではないかと思います。
代表キャップ数の少ない選手が多かった東アジアカップならともかく、送り手も受け手も長くプレーしているのであれば猶更です。

ミドルシュートにしても、枠に飛ばしてほしい。相手がブロックするならともかく、ふかす場面ばかりでため息しか出ませんでした。

プレーの精度以外にもワンタッチプレーでのパスワークに数人が関わるといった場面もありませんでした。トラップをしては相手を探すようなシーンに、ザッケローニ監督時代から隔絶されてしまっている感がありました。メンバーはほとんど変わっていないはずなのに。

チームとして退化している感が拭えません。世界を見据えての「縦に速いサッカー」というフレーズだけでは最終予選はおろか2次予選すら勝ち抜けるようには思えません。

とはいえ、明日はアウェーでのアフガニスタン代表戦です。
選手も監督も、なんらかの道筋を示してほしいと思います。

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