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最終予選は苦戦必至 ~W杯2次予選 対シリア代表戦 [サッカー!]

5-0というスコアだけ見ると快勝ですが、褒められた内容ではなかったと思います。
失点し、接戦になってもおかしくない試合だったと思います。(経験のある選手たちなので浮足立つことはなかったと思いますが)

前半だけで決められる試合でした。相手GKのファインプレーに阻まれたものもありましたが、酒井選手や本田選手のシュートはフリーだっただけに決めなければならなかったものでした。
2次予選は相手の足の止まる後半に得点を挙げているのですが、選手にはそれでよしとしないでほしいと思います。

確かに2点目となる香川選手のボレーシュートはトラップから反転、シュートまでの一連の流れが美しいものでしたが、相手のミスがきっかけとなったものでした。
山口選手の負傷退場のあと、動揺したわけでもないのでしょうが、双方にミスが目立ちました。
得点に結びつけたのが日本代表で、結びつかなかったのがシリア代表、というだけでした。

追加点は前掛かりになった相手のスペースを衝いたもので、得点そのものは素晴らしいものでしたが、粗くなった相手の守備網を差し引いて考える必要があると思いました。

意外だったのはボランチに原口選手が入ったことでした。
ある程度フィジカルがあり、長短のパスが操れて、ゴール前に飛び出していける清武選手が起用されるのではと思っていたのですが、より攻撃的な原口選手が交代出場しました。
守備のバランスとか、攻撃の芽を摘み取るということはできませんでしたが、激しく守備をし、ドリブルでスペースに持ち上がり、何度もフリーランして5点目をもぎ取りました。
サイドやトップ下で起用されていますが、ハリルホジッチ監督の期待の表れかもしれません。次はサイドバックかな?

最終予選を見据えると、守備の不安定さが気になりました。
シリア代表は狙い通りのカウンターを仕掛け、前掛かりになっていた日本代表はそれに十分な対応をすることができませんでした。
目立ったのはマークのずれでした。そのために再三裏を取られ、シュートに持ち込まれていました。
GK西川選手の好セーブがなければ2~3点は失っていたと思います。

バランス、リスクマネジメント、ラインコントロールなど選手の間で問題点は明らかになっているようなので、親善試合と最終予選で修正をしてほしいと思います。

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