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内容が伴わない ~トゥーロン国際大会 対U-23ギニア代表戦 [サッカー!]

2-1で勝利を挙げましたが、攻守ともに内容はお粗末でした。

良かったのは得点シーンだけ、という印象です。GKとDFの間に速くて低いクロスを上げた三丸選手と、それをダイレクトで合わせた富樫選手の先制点。狙いすましたシュートを放った南野選手の追加点。

ただ、それもパラグアイ代表やポルトガル代表の守備と対峙したら通用したか、という疑問はあります。
ギニア代表の守備は組織だっていたとはいえず、日本の選手がドリブルで仕掛けるとズルズルとディフェンスラインを下げてしまうもので、スペースが使える状態でした。
その辺りを差し引いて考えないと、次のイングランド代表戦でボコボコにされてしまうかもしれません。(相手は予選突破を決めているので無理はしてこないでしょうが)
繰り返しですが、ラストパスやシュートの精度の問題が大きいと思います。

選手を交代させながら臨んだ後半は攻撃の形ができていませんでした。
また、ゴール前までボールを運びながら、シュートへの意識の低さは相変わらずで、それまで対戦したパラグアイ代表、ポルトガル代表、ギニア代表の選手のプレーと比較してしまい歯がゆさを感じました。

守備に関しても、外国人選手に順応できている選手もいれば、不安定なプレーやイージーミスでピンチを招く選手もいました。
失点シーンもセーフティ・ファーストの原則を守っていれば防げたプレーでした。
1失点で済んだものの、相手のプレー精度の粗さに助けられた面はあると思います。

(特に最終ラインは怪我人続出で)連戦で疲労が蓄積していることもあるでしょうが、そういった「最後のところ」で戦える選手がリオ五輪代表として生き残るように思います。
その意味ではゴールラインぎりぎりで体を張ったプレーで失点を防いだシーンは素晴らしかったです。

手倉森監督やコーチ陣の中では選手の見極めというものはある程度できているとは思いますが、最終戦に向けて最後のアピールをしてほしいと思います。

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