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足が曲がってんの? ~トゥーロン国際大会 対U-21ポルトガル代表戦 [サッカー!]

学生時代、イージーなシュートをミスすると、「足、曲がってんのか~」とヤジを飛ばされたことを思い出しました。

第1戦もそうでしたが、ラストパスやシュートの精度が低すぎます。
ゴールに流し込むだけという場面がいくつもありました。
最低限、ゴール枠に飛ばせばなにかが起きることが期待できるのですが、枠にも飛ばなければなんにもなりません。
かつて、とんでもなく難しいシュートは決めるのに、超簡単なシュートを外す日本代表選手がいましたが、決めるだけマシだなと思いました。

ポルトガル代表がパラグアイ代表のようにしっかりと守備ブロックを作って、プレスをかけてくることがなかったため、ボランチの大島選手から効果的なパスが配給されていました。オナイウ選手のタメ、浅野選手の裏への飛び出し、サイド攻撃といったバリエーションも増えていたと思います。ダイレクトパスでの局面突破のシーンも見られました。

反面、個々人のスキルの精度の低さも目に付きました。
競り合いでのボールキープやシュート前のファーストタッチできちんとボールを置けるといったことは本当の意味でのスキルといえるのではないかと思います。そこでボールを奪われるというのは実戦の場であるJリーグのぬるさゆえのように感じます。あるいは所属クラブで出場機会を得ていない理由なのか。
サイド攻撃についてもクロスのタイミングや質がワンパターンで、中央で跳ね返されていました。

守備に関しては囲い込みとチャージができていたと思います。
ただし、そこから奪い切るまではいかず、ショートカウンターからの得点シーンを作り出すまでにはいきませんでした。それはリオ五輪最終予選でも見られたことであり、一朝一夕にできるとは思っていません。

失点シーンに関していえば、ダイレクトパスでバイタルエリアに侵入してきた選手がボレーで決めたシュートは見事としかいいようがありません。
強いて言えばボランチが相対した場面で間合いを詰め切れていればパスコースが限定され、縦パスに対して対応できたかもしれません。ただし、Jリーグと世界の違いという部分があるので難しいところではあるのですが…。


ゴールエリアでの相手のハンドと、富樫選手のオフサイド(ボールに関与したのは鎌田選手で、オフサイドポジションにはいませんでした)は明らかに誤審ですね。主審から見えなくても副審(線審)からはみえたはずで、副審の誤審といえるでしょう。
選手たちや手倉森監督はもっとアピールしなければ。主審に詰め寄って、副審の意見を引き出すくらいしないといけない場面だったと思います。

このシーンに関しては解説者とアナウンサーの遣り取りが笑えました。
解「ミロ主審のフルネームはチャント・ミロですかね」
ア「…調べておきます(笑)」

放送中にフルネームがなんだったのかは聞けませんでした。
もしフルネームを調べてきてたら、「マジメか!」というツッコミがはいったでしょう。


2戦連敗となってしまいましたが、内容は少しずつよくなってきていると感じます。
次戦は結果も出してほしいと思います。

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