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太田忠司さん「万屋大悟のマシュマロな事件簿」 [本☆☆]


万屋大悟のマシュマロな事件簿 (ポプラ文庫)

万屋大悟のマシュマロな事件簿 (ポプラ文庫)

  • 作者: 忠司, 太田
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 文庫



なぜ遠藤憲一さんが表紙に? ドラマ化しているようでもなさそうですし。
元SPで警備会社社長が娘の所属するご当地アイドルに送られた脅迫からメンバーを守ろうとするお話しです。

「アイドルを守れ」「消えたアイドル」「もう一人のアイドル」「アイドル上京す」「アイドル舞台に立つ」「アイドルは終わらない」の6編が収められています。

市後市のローカルアイドルグループ・「marshmallow15」に脅迫状が送られた。警護を引き受けたのは、万屋大悟。市内で警備会社を営む社長であり、「marshmallow15」のメンバー・知識の父親でもある。親バカを発揮して職権を乱用しまくりつつ、様々なトラブルと事件を解決する大悟。年頃の娘とは、ちょっと微妙な距離感を保ちつつ、謎に立ちむかう。それぞれの事件を通して見えてくる少女達の強い想いと、父娘の絆。そして脅迫状の犯人と驚きの真相とは―!?
(「BOOK」データベースより)

ミステリとしては弱めかな。犯人の目星があっさりついてしまいました。

アイドルグループのメンバー間の関係性、マネージャと大悟(親であり警備会社社長でもあり)との関係、SP時代の部下で大悟の右腕の刑部との関係など人間ドラマとして読みました。

年頃の娘と父との微妙な空気感がなんともいえず、娘のことになると暴走気味になる主人公が遠藤憲一さんにダブってしまいます。これは反則だ (^^;)

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