２０００年以前の家電はリサイクルできないことについて

２／２８のテレビ東京のワールド・ビジネス・サテライト（ＷＢＳ）の特集を見ました。
２００１年以降に製造された家電にはメーカーが安全性を証明する「ＰＳＥマーク」が付くというもの。
「ＰＳＥマーク」のない製品は２００６年４月から販売禁止になるらしい。
５年前から決まっていたことで、経済産業省はメーカーには通知していたらしいのですが、
リサイクル業者には告知がなかったそうで、「ＰＳＥマーク」なしの製品を大量に抱えたリサイクル
業者は頭を抱えてました。買い取った中古家電を廃棄するしかないからです。
その一方で、「ＰＳＥマーク」なしの製品を自主検査して問題のない製品に「ＰＳＥマーク」をつけて
販売しようとする業者もあるそうです。自主検査にかかる費用が気になるところですが。
そういわれて見回してみると、うちの家電は大半が２０００年以前のものばかり。これ全部廃棄
ですか？
番組で経済産業省の担当者にもインタビューしていて、リサイクル業者に対する告知がなかった
ことについて不手際を認めていましたが、それなら、施行を何年か延期するくらいのことをしても
いいのでは？　番組でも、そこまで追求してほしかったものです。どうせ役人は、メンツにこだわって
一度決めたことを変えないのですから、メディアが働きかけるくらいのことをしてほしかった。
言われたこと、決まったことを伝えるだけなら、子供でもできますよ。