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DVD「プラダを着た悪魔」を観ました [映画・DVD]


プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]

プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



あまり興味はなかったのですが、観てよかった、面白かったと思いました。

アンディ(アン・ハサウェイ)は大学を優秀な成績で卒業し、ジャーナリストになるためにニューヨークにやってきます。紹介された仕事は超一流ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の第2アシスタントでした。ファッションに全く興味のないアンディはステップアップの機会ととらえるままに出社します。
しかしミランダは鬼上司でした。次から次へと矢継ぎ早の指示命令の嵐にアンディは翻弄されます。それはオフィスにいるだけでなく、早朝から深夜までアンディの携帯は鳴りっぱなし。友人たちとの飲み会も恋人との時間もそっちのけでアンディは仕事に忙殺されます。さらにミランダの「センスゼロ!」の酷評にアンディは闘志を燃え立たせます。

ハリウッド的ベタなストーリイ展開ですが、飽きさせないのはテンポのいい演出とこれでもかと出てくるブランド服に身を包んでセンスアップしていくアンディ、そして猛烈上司(死語?)ながら時に弱みも見せるミランダの存在感だと思います。
やはりメリル・ストリープの存在感はすごいです。サングラスの奥から光る眼光の鋭さはタダモノではない雰囲気であふれています(って極妻かっ)。けれども威圧感だけでない硬軟織り交ぜた演技でただのイヤな上司にはなっていません。
対するアン・ハサウェイももとからの聡明さに洗練されていく自信が加わっていくさまを魅力的に演じています。もうカワイイだけじゃダメなんですね。仕事はこうあるべし、というお手本のようです。

この手の映画に恋話はつきものなんですが、「なんだってアンディはこんな男と…」と思ってしまうほど男優側がイマイチだと思いました。主演女優2人が魅力的な分だけ男優がかすんでしまう感じがしました。
男優ではアンディの同僚でよき理解者ナイジェル(スタンリー・トゥッチ;「サイズ6」はよくわかりませんが…^_^;)がいい味を出していました。

型枠があるんじゃないかと思うほど定番のサクセスストーリイなんですが、いろんな面で勉強になる意外に魅力的な映画でした。

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