本末転倒

鳩山由紀夫首相は8日午前、2009年度第2次補正予算案に盛り込む追加経済対策の規模が国民新党の主張で当初案より1000億円増額されたことについて、「やはり連立政権を維持していくことが政権安定につながる。ここは我慢のしどころだ」と述べ、安定した政権運営のためにはやむを得なかったとの認識を示した。
さらに首相は「いかに結束を大事にしていくかに腐心したい」と強調した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。(時事通信)

政権維持が目的と化してしまっている時点で本末転倒ではないでしょうか。
そもそも議席数でいえば圧倒的に少ない国民新党(8)や社民党(12)の主張が民主党の方針より優先されるということは理解できません。カネを積めば景気が回復するのであれば「失われた10年」はなかったわけで。
普天間問題における社民党の主張にしてもそう。

民主党が毅然たる態度で臨むべきは連立する2党ではないでしょうか。