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映画「アリス・イン・ワンダーランド」を観ました [映画・DVD]

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ出演の映画は毎回見に行っていますが、今回も期待を裏切らない映画でした。ジョニー・デップの出番が少ないのは、主役じゃないから、仕方ないですね。

19歳になったアリスは、6歳のときの不思議の国での記憶を悪夢だと信じ込んで、それ以来見る悪夢にずっとうなされ続けていました。そんなある日、好きでもない相手との結婚を申し込まれてしまったアリスはチョッキをきたウサギを見ます。ウサギを追って穴に落ちてしまった先は「アンダーランド」でした。
「アンダーランド」は独裁的な赤の女王に支配され、暗黒時代の様相を呈していました。地下の住人たちにアリスこそが救世主と信じられていました。否応なしにアリスは、かつて統治者だった白の女王のためにマッド・ハッターたちと戦うことになります。

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』とも未読なんですが、それでも主要な登場人物を知っているように思うのはなぜでしょうね。

アリス役のミア・ワシコウスカはちょっと見た目、不健康そう(目の下の隈のようなアイメイクのせい?)ですが凛とした美しさがあります。いろいろな衣装を着るんですが、どれもかわいいものばかりでした。
マッド・ハッター役のジョニー・デップはエキセントリックさが足りない気がしました。ティム・バートンの世界観とジョニー・デップの存在感を見たさに行っているのに、どちらも抑え気味な感じで少し残念です。それでも「らしさ」はしっかりあるので楽しめました。(あまりに毒々しいと子供に悪影響を及ぼす?)
『チャーリーとチョコレート工場』のハチャメチャさでもなく『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のおどろおどろしさでもなく、その中間という感じでした。
チェシャ・キャットはかわいかった。お持ち帰りしたい。消えちゃうけど。。。

3Dは正直ガッカリでした。オープニングで『Disney』の文字が見えたときは期待が高まったんですが、遠近感がある程度。よかったのはチェシャ・キャットが煙になって消えるシーンとラストくらいですかね。
赤の女王対白の女王の戦闘シーンをがっつり3Dで見たかったなあ。

白の女王が一番腹黒く思えたのは自分だけでしょうか。高貴そうな感じで、そんなこと思ってもいないような顔で悪辣なことを他人に仕向ける、そんな感じがしたんですが。それは自分の性格が捻じ曲がっているからかな。

想像していなかったラストシーンですが、テーマともぴったり合って納得のものでした。
面白かったです。

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