W杯準々決勝 パラグアイ代表対スペイン代表

中盤を圧倒するだろうスペインに対して、パラグアイがどこまで粘れるかが見どころの試合は予想通りの展開になりました。

ポゼッションで上回るスペインを、パラグアイは自陣で食い止めます。2人、3人と群がって囲い込んで、奪ってはカウンターが板についています。さすが、ブラジルやアルゼンチンと渡り合っているチームです。
後半に入ってパラグアイがPKをゲットしますが失敗、すぐにスペインもPKを得ますがお付き合い ＾＾；
しかし、時間を追うごとにパラグアイの守備網にほころびが見えてきました。そこを逃さないのが強国なんでしょうね。後半もあと少しというところでスペインの2本のシュートが3回ポストを叩いてゴール。最初のシュートがポストに当たって跳ね返ったボールが転がってくる先にいたのはビジャ、なにか「持って」ます。

でも、個人的にはイニエスタすげーと思ってます。前のポルトガル戦もそうでしたが、ボランチの位置でボールを差配しつつ、ここぞというときにはするするっと中央に持ち込んで、そこから決定的な仕事をします。
ビジャのように得点を挙げているわけではないのでメディアに名前が挙がることがなかなかないのですが、この司令塔から目が離せません。