SSブログ

柴崎友香さん「千の扉」 [本☆☆]


千の扉 (中公文庫)

千の扉 (中公文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/10/22
  • メディア: 文庫



新宿にほど近い大規模団地を舞台にした作品です。その意味ではタイトルはそのままですね。

39歳の千歳は、親しいわけでもなかった一俊から「結婚しませんか?」と言われ、広大な都営団地の一室で暮らし始める。その部屋で40年以上暮らしてきた一俊の祖父から人捜しを頼まれ、いるかどうかも定かでないその人物を追うなかで、出会う人たち、そして、出会うことのなかった人たちの人生と過去が交錯していく……。
(出版社HPより)

主人公の千歳の視点で描かれる、新宿にほど近い都営団地の淡々とした暮らしぶりが、次第にそこで生まれて育って暮らしたある男性の生活の断片が物語にゆっくり侵食されていきます。

何気ない日常を関西弁でゆるりと描く心地よさが柴崎さんの作品の魅力でしたが、今作では多くの住民たちの日常や暮らしの中で積み重ねてきた歴史といったものが混在となって描かれていて、ただ心地いいだけでなく、日々の営みに思う愛おしさのようなものを感じました。

団地なので基本的には個々に閉ざされているのですが、千歳が義理の祖父に頼まれて音信不通の住人を探すことで様々な住民たちと接点が生まれ、物語が動き始めます。


やがて現在のストーリイに加えて、一俊の祖父の視点での終戦後から団地造成の頃のストーリイが加わり、多くの人の記憶が描かれていき、読み手としては軽い混乱に陥りました。
ただ、その構成が土地の記憶というか、その地に暮らす人々の営みの地層の上に成り立っていることを実感して物語がより深く面白くなりました。

nice!(22)  コメント(0) 
共通テーマ:

キリンホールディングスさんから株主優待商品をいただきました 2021年 [株主優待]

ありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]

b01_194042.jpg

一番搾り詰め合わせセット(一番搾り×2、一番搾り 糖質0×2)です。
定番商品も嬉しいんですが、カゴメさんのように新商品を試してみたい気もします。

ありがたくいただきます。
nice!(17)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

フジマックさんから株主優待品をいただきました 2021春 [株主優待]

ありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]

b01_722459.jpg


クオカード2,000円分(継続保有期間1年以上)をいただきました。
コロナ禍で業績↓ですが、なんとか持ち直してほしいです。
nice!(20)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

神永学さん「悪魔と呼ばれた男」 [本☆☆]


悪魔と呼ばれた男 (講談社文庫)

悪魔と呼ばれた男 (講談社文庫)

  • 作者: 神永学
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/11/13
  • メディア: Kindle版



うーん、レクター博士?

憎悪と不条理に満ちた現代に再び宿る悪魔―彼のことを悪魔と呼ぶなら、あなたの中にも悪魔はいる。 押し寄せる眩暈と慟哭のマジック―神永ミステリーを今こそ体験せよ!

空中に吊り下げられ、首に悪魔の象徴である逆さ五芒星が刻印された女の死体が発見される。秘密裏に警察が追うシリアルキラーの新たな獲物だ。凄惨で残忍なのに息をのむほど美しい殺人現場を残す犯行はまさに「悪魔」の仕業。警察への挑戦に等しい凶悪事件に、警視庁は少数精鋭の特殊犯罪捜査室を新設する。抜擢されたのは、臨床心理士で犯罪心理学のエキスパート・天海と捜査一課で検挙率トップを記録し「予言者」という異名を持つ阿久津。複雑で錯綜した事件は、罪と罰の本質をも問う衝撃的展開を見せる。そして訪れるミステリーの枠を越えるほどの深い感動。神永学が作家業15年の集大成として放つ圧倒的超絶ミステリー。
(出版社HPより)

阿久津の「予言者」と呼ばれる理由が早々にわかってしまい(現実には受け入れられないのでしょうが、そこはフィクションですし)、あとは犯人にどう肉薄していくかというところに興味が移りました。

その意味では「犯罪心理学のエキスパート」であるはずの天海の抜けの多さが捜査を停滞させているような気がしました。

猟奇的ながら美しささえ感じさせる犯人の動き、阿久津と天海の相容れないバディっぷり、二人の上司である「黒蛇」と言われる大黒警視正の狙い、警察内部の動きなど展開の先が気になって一気読みしてしまいました。

本当の意味で「悪魔」だったのは誰なのかな。

nice!(11)  コメント(0) 
共通テーマ:

シャイニー アップルジュース [お店]

「青森県りんごジュース株式会社」という会社のりんごジュースです。
スーパーで見かけて買ってみました。

http://www.shinyapple.co.jp/

IMG_20160811_213613s.jpg

ねぶたの絵がパッケージというのが青森らしさを感じます。

しっかりとりんごの味わいがあって美味しいです。

nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。