浅草ヨシカミのヒレカツサンド [お店]
上野駅で購入。
まい泉にしようかどうしようか迷いましたが、気分で選びました。
小腹を満たすためでしたが、濃いめの味付けでお肉も柔らかくて美味しかったです。
ご馳走様でした。
まい泉にしようかどうしようか迷いましたが、気分で選びました。
小腹を満たすためでしたが、濃いめの味付けでお肉も柔らかくて美味しかったです。
ご馳走様でした。
TOKAIホールディングスさんから株主優待商品が届きました 2021年夏 [株主優待]
株主優待品の商品選択をしていたのですが、その商品が届きました。
ありがとうございます。
ミネラルウォーター500ml×12本です。
備蓄用です。
昨年いただいた分は冷やして美味しく飲んでいます。
ありがとうございます。
ミネラルウォーター500ml×12本です。
備蓄用です。
昨年いただいた分は冷やして美味しく飲んでいます。
樋口有介さん「あなたの隣にいる孤独」 [本☆]
表紙はもう少しどうにかならないものか。
学校へも行かず、母と二人で町から町へ渡り歩いてきた14歳の玲菜。しかし「“あの人”に見つかった」という突然の電話を最後に、母は消息を絶つ。はじめて出来た友人・周東青年とその祖父・秋吉に支えられて母の行方を追ううち、玲菜は衝撃の事実に行き当たる。「あの人」とは誰なのか。息をつかせぬ青春ミステリー。
(「BOOK」データベースより)
言い方が悪いんですが、平凡に尽きると思いました。
戸籍もなく、学校へも行かず、「あの人」から逃げるようにと東京近郊の町を転々とする玲菜とその母親。
JKカフェでアルバイトをして、リサイクルショップで買った高校の教科書で自習をする日々です。
ある日、リサイクルショップの店主の秋吉も、たまたま店舗兼住居に転がり込んでいた20代の周東と知り合って居場所を一つ見つけた矢先に母が「あの人」に拉致されたという事態が起きます。
玲菜がいたって素直で、周囲の人に助けられて、やがて真実を知るのですが、なんというのか、起伏がなく、真実がありきたりなため読み応えがなく感じました。
なんだか残念な読後感でした。
成学社さんから株主優待品をいただきました 2021夏 [株主優待]
ありがとうございます
クオカード1,000円分をいただきました。
年2回いただけます。
あとは株価だけ…。
クオカード1,000円分をいただきました。
年2回いただけます。
あとは株価だけ…。
石原ケミカルさんから株主優待品をいただきました 2021夏 [株主優待]
ありがとうございます
クオカード1,000円分をいただきました。
年2回がうれしいです。
クオカード1,000円分をいただきました。
年2回がうれしいです。
川西倉庫さんから株主優待品をいただきました 2021夏 [株主優待]
ありがとうございます
クオカード1,500円分をいただきました。
年2回がうれしいです。
クオカード1,500円分をいただきました。
年2回がうれしいです。
乾くるみさん「物件探偵」 [本☆☆]
こういう探偵もあり?
「田町9分1DKの謎」「小岩20分一棟売りアパートの謎」「浅草橋5分ワンルームの謎」「北千住3分1Kアパートの謎」「表参道5分1Kの謎」「池袋5分1DKの謎」の6編が収められています。
利回りのマンションを手に入れたはずが、オーナー生活はなぜか4ヵ月で終了。新幹線の座席が残された部屋、HDDから覚えのない録画が流れたり、バルコニーに鳩の死骸を見つけたり。全て何者かの嫌がらせなのか? 格安、駅近、など好条件にも危険が。事故物件をチェックしただけでは見抜けない「謎」を宅地建物取引を極める不動尊子(たかこ)が解明。物件×人を巡る極上ミステリー6話。
(出版社HPより)
よくこんな題材を見つけたなーと感心しました。
「部屋が泣いてます」というセリフとともに現れる不動尊子という女性が探偵役です。
「人から不動さんと呼ばれてます。それが不動産屋の不動産と同じ音であることに縁を感じ、宅建の資格を取ったのが十五才、不動産屋に勤めだし、おかしな症状が出始めて、不動産の気持ちがわかるようになりました」と続けて、各章の登場人物である住民に掛けられた罠を暴き、解決に導きます。
宅地取引に関する専門的な話や制度上の隙間を突いた詐欺のような取引などが不動尊子によって明らかにされます。
へぇーと感心することもあるのですが、ある日突然不動尊子が現れたらイヤだなぁ、とも思いました。
貴志祐介さん「ミステリークロック」 [本☆☆]
ミステリークロック 「防犯探偵・榎本」シリーズ (角川文庫)
- 作者: 貴志 祐介
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2020/11/21
- メディア: Kindle版
防犯探偵・榎本径シリーズです。青砥純子のトンチンカンぶりに拍車がかかっています。
短編「ゆるやかな自殺」と長編「ミステリークロック」が収められています。
人里離れた山荘での晩餐会。招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、山荘の主、女性作家の森怜子が書斎で変死を遂げた。それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!
巻き込まれた防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、時間の壁に守られた完全密室の謎に挑むが......(「ミステリークロック」)。
表題作ほか計2編収録。『コロッサスの鉤爪』と2冊で贈る、防犯探偵・榎本シリーズ第4弾。
(出版社HPより)
表題作の「ミステリークロック」はトリックが非常にわかりやすい形で示唆されていますが、仕掛けを見抜くのは難しかったです。
時間軸と空間の関係が複雑で図示されないと理解するには難しいように思います。
青砥純子がぶっ壊れてないか? それを相手にする榎本径の眉間の皴が目に浮かぶようです。
凸凹コンビの掛け合いが楽しいです。
「ゆるやかな自殺」はドラマで映像化されていましたね。自粛期間中に再放送されていたので録画して楽しみました。
シーズン2やらないかなぁ。嵐・大野君次第なんだよね。
千早 茜さん「クローゼット」 [本☆☆]
補修士という仕事があるんですね。
十八世紀のコルセットやレース、バレンシアガのコートにディオールのドレスまで、約一万点が眠る服飾美術館。ここの洋服補修士の纏子(まきこ)は、幼い頃の事件で男性恐怖症を抱えている。一方、デパート店員の芳(かおる)も、男だけど女性服が好きというだけで傷ついた過去があった。デパートでの展示を機に出会った纏子と芳。でも二人を繋ぐ糸は遠い記憶の中にもあって……。洋服と、心の傷みに寄り添う物語。
『冷静と情熱のあいだ』では絵画の修復士という職業を知りましたが、歴史的な服を傷みから救う補修士という職業まっであるとは、世の中は知らないことだらけです。
芳、纏子、晶という性格の異なる3人の男女を中心として洋服を媒介にして物語が進みます。
また、彼らの周囲のベテラン補修士たちや老カメラマンが実にいい歳の取り方をしていて憧れます。
青柳服飾美術館に収蔵されている欧米を含む大量の歴史的な洋服の数々を背景にした膨大な知識や補修技量などが物語の中に溶け込むように必然性をもって語られるさまは千早さんの筆力や情熱を感じます。
芳の幼少期にクローゼットの中で見た光景が纏子との関係性を物語ることは容易に想像がついたのですが、実際に芳と纏子の過去と現在が繋がるシーンは胸が熱くなりました。
生きづらさを感ぜずにはいられない現代において、心の拠り所を見つけるヒントを得たようにも思いました。
江中みのりさん「時は黙して語らない-古文書解読師・綱手正陽の考察」 [本☆☆]
時は黙して語らない 古文書解読師・綱手正陽の考察 (メディアワークス文庫)
- 作者: 江中 みのり
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/12/25
- メディア: 文庫
古文書解読師という魅力的な副題に惹かれて読んでみました。
古文書に傾倒し、周囲から《解読師》と呼ばれる歴史学専修の院生・綱手。研究室で見つかった古文書の返却を任じられた綱手は、瀬戸内海の小さな島を訪れる。同行者のトラブルメーカー・相馬に振り回されつつ返却を済ませた綱手だが、連続殺人事件に遭遇してしまい……。
島に伝わる『白妙姫伝説』を模した殺人、白妙姫の生まれ変わりと信奉される少女、内容が欠けた謎の手記――。
綱手は古文書を読み解き、歴史の陰に隠された真実に光を当てる。
物憂げな《解読師》が紡ぐ、古文書ミステリ!
(出版社HPより)
瀬戸内の島、島に伝わる伝説、旧家…横溝的要素がありますが、そのレベルには至らず。それは高望みというものです。
残念なのは真犯人が早めに、動機も含めてわかってしまったこと。
そして、探偵役は主人公の綱手ではありません。これも残念。
友人の相馬が探偵役ですが、綱手はその考察に深みを与えます。これが意外と新鮮でした。
単なるミステリではなく、古文書解読を通じて過去と現在を繋ぎ、島の人たちを前向きに解決するところに面白さを感じました。