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オリミネベーカーズ [お店]

築地本願寺裏手にあるパン屋さんです。
https://oriminebakers.com/

NKS「パン旅。」でも紹介されていましたが、こちらは勝どき店でした。
http://www4.nhk.or.jp/P3942/x/2019-02-19/10/509/1623619/


イイダコのフォカッチャ。変わり種ですが、イイダコにしっかり味がついていて、和風です。
思ったよりもさっぱり食べられます。
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鯖サンド。マリネと一緒なのでさっぱりしていますが、鯖の風味が美味しいです。
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パンペルデュ。まあ、フレンチトーストです。しっとりしたパンの甘味とバターの風味がこっくり美味しいです。
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ご馳走様でした。

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川端裕人さん「天空の約束」 [本☆☆]


天空の約束 (集英社文庫)

天空の約束 (集英社文庫)

  • 作者: 川端 裕人
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 文庫



「空の一族」シリーズとでもいいましょうか。
雲の王』に続く「空の一族」をテーマにした短編集です。

「雪と遠雷」「微気候の魔術師、招かれる」「眠り姫は、夢で見る」「観天の者、雲を名乗る」「天空の妖精が、光の矢を放つ」「分教場の子ら、空を奏でる」「龍のみうろこ、悪戯をする」「透明な魔女は、目の底で泣く」「雲の待ち人に、届け物をする」の連作9編が収められています。

かつて、いずれの時代にも重宝された能力があった―。“微気候”の研究者・八雲助壱は「雲の倶楽部」なるバーを訪れ、小瓶を預かった。八雲は、雲のアーティスト・かすみ、夢で天候を予知する早樹との運命的な巡り会いから、自分たちが代々受け継いできた“天候を感知”する能力を知る。果たして、「空の一族」とは?そして、小瓶との関係は?脈々と続く一族の謎に迫る壮大な気象エンタメ!
(「BOOK」データベースより)

日本各地に散り散りになった、天気を予知したり風の流れが観えたり、気候に関する特殊能力を持つ人々が磁石のように引かれ合っていきます。

『雲の王』のような気象学や色彩に関する説明が少なく、ダイナミックさもないぶんだけ、より物語性が増したように思います。
「分教場の子ら、空を奏でる」のような彼らが戦時中に遭った負の記憶のような出来事もより物語的です。


現実に、マクロ的には気象衛星などの観測データとスーパーコンピュータを使って、より精密な予測を立てています。
「空の一族」のようにミクロでそういったものが「観られる」デバイスが開発されたら異常気象から逃れられることもできるのではないかと期待します。

シリーズ続編も楽しみです。

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乾緑郎さん「機巧のイヴ」 [本☆☆☆]


機巧のイヴ (新潮文庫)

機巧のイヴ (新潮文庫)

  • 作者: 乾 緑郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/08/27
  • メディア: 文庫



SF時代小説でありながら、伝奇あり忍者ものあり恋愛ものありと盛り沢山です。

「機巧のイヴ」「箱の中のヘラクレス」「神代のテセウス」「制外のジェペット」「終天のプシュケー」の連作5編が収められています。

天府城に拠り国を支配する強大な幕府、女人にだけ帝位継承が許された天帝家。二つの巨大な勢力の狭間で揺れる都市・天府の片隅には、人知を超えた技術(オーバーテクノロジー)の結晶、美しき女の姿をした〈伊武(イヴ)〉が存在していた! 天帝家を揺るがす秘密と、伊武誕生の謎。二つの歯車が回り始め、物語は未曾有の結末へと走りだす――。驚異的な想像力で築き上げられたSF伝奇小説の新たな歴史的傑作、ここに開幕!
(出版社HPより)

江戸幕府に置き換えるとイメージしやすいです。

闘蟋という闘牛や闘犬のコオロギ版に精密な機巧コオロギが紛れ込んでいたというところから始まり、天才機巧師・釘宮とその娘の伊武の登場とよどみのない展開にすいすい読み進めます。

構成も巧みです。
1話目、2話目と世界観や天府の文化、習俗などが説明され、天府で暮らす釘宮と伊武が描かれます。
3話以降でスケールが壮大になります。
幕府と天帝家の駆け引き、謀略。貝太鼓役(御庭番みたいな?)や忍者集団との暗闘。更には伊武にまつわる謎と天帝家の秘密が解き明かされます。

これだけ詰め込んでも「ごった煮」感がありません。
むしろ初めに思っていた疑問が解消され、伏線が回収されていきます。

表紙のイメージと違って人間味のある伊武が可愛いです。(人間になりたくてお百度参りをするなんて!)


続編も出ているそうで、楽しみです。

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お土産編 ~赤湯温泉に行ってきました③ [旅行]

お土産

ちびかり
http://mutsumian63.com/2017/04/27/%E3%81%A1%E3%81%B3%E3%81%8B%E3%82%8A/

かりっとした表面の食感と、中の餡子のとろりが楽しくおいしいです。
リピありです。
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味噌もち
http://mutsumian63.com/2017/04/29/%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%A1/

フライパンでとありますが、トースターでもいけます。
素朴な味ですが、味噌と豆の風味が美味しいです。
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じんだん饅頭、じんだん大福、じんだん餅
http://www.jindan.jp/hpgen/HPB/entries/4.html

「ずんだ」のことを山形県置賜地方では「じんだん」と呼ぶそうです。
枝豆をすりつぶして砂糖とあえたものですね。
まずいワケがない。饅頭、大福、お餅とそれぞれ食感が異なる楽しみがあります。
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龍上海カップ麺

コンビニ限定商品です。
なかなかの再現度です。特に辛味噌と麺の絡み具合がなかなかのものです。
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周辺を観光 ~赤湯温泉に行ってきました② [旅行]

朝食は宿でいただきました。こちらもなかなかボリュームあります。
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宿の敷地にある龍穴洞へ。横井戸跡だそうです。
パワースポットとのことです。
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烏帽子山八幡宮に参拝します。
http://www.ne.jp/asahi/eboshiyama/hachimangu/

八幡宮裏山から切り出された継ぎ目の無い一本石の大鳥居で日本一の大きさだそうです。
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拝殿は雪囲いか修復なのか、見られず。
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昼は食楽亭 旭屋 山形赤湯本店でいただきます。
http://www.nikuno-asahiya.com/?page_id=24

山形牛のすき焼き。
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山形牛のステーキ。
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風雪が強くなってきたので観光は諦めて赤湯駅まで戻って列車を待って帰宅。
天気がよければもう少し散策や観光もしたかったです。

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宿でぬくぬく ~赤湯温泉に行ってきました① [旅行]

温泉に行きたい、ということで山形の赤湯温泉に行ってきました。

山形新幹線の赤湯駅で下車します。思ったほどの積雪ではありませんでした。
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昼食は赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店で赤湯からみそラーメンをいただきました。
http://www.ryushanhai.com/

休日のほぼ開店と同時に行ったのですが、1時間半待ち。すげー。
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スープは魚介系と動物系で、まろやかで旨味があります。
辛味噌を少しずつ溶いていただくのですが、旨味に辛味が加わって食欲が増します。ちぢれ麵によく絡みます。
東京にほしい。(横浜・ラー博に入ってますが)


宿は上杉の御湯 御殿守です。
https://www.gotenmori.co.jp/

早めにチェックインして、ゆったりと温泉を堪能しました。
東湯5、西湯6、貸し切り風呂1と様々です。貸し切り風呂以外は制覇しました。

温泉宿といえば、ボリュームも品数も多い夕食です。
途中で苦しくなって、ご飯だけパスしました。

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新海誠さん「小説 秒速5センチメートル」 [本☆☆☆]


小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

小説 秒速5センチメートル (角川文庫)

  • 作者: 新海 誠
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 文庫



映画を見て、読んでみました。ノベライズは読まないんですが、思わず手に取ってしまいました。
アニメはアニメで、小説は小説でいいところがあります。

「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の連作3編が収められています。

「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」いつも大切なことを教えてくれた明里、そんな彼女を守ろうとした貴樹。小学校で出会った2人は中学で離ればなれになり、それぞれの恋心と魂は彷徨を続けていく―。劇場アニメーション『秒速5センチメートル』では語られなかった彼らの心象風景を、新海誠監督みずからが繊細な筆致で小説化。1人の少年を軸に描かれる、3つの連作短編を収録する。
(「BOOK」データベースより)

「桜花抄」は種子島への引っ越しを控えた中学生の貴樹が元同級生で今は栃木の岩舟に住む明里に東京都内から会いに行く物語です。しかし大雪で電車が大幅に遅延してしまい、着いたのは深夜になってから。明里は待っていてくれるのでしょうか。
「コスモナウト」は種子島の高校生 花苗の視点で描かれます。東京から来た転校生の貴樹に想いを寄せますが、告白できずにいます。趣味のサーフィンもスランプに陥っていた花苗は、波に立つことができたら貴樹に告白しようと決めます。
「秒速5センチメートル」は再び東京に出てきて社会人になった貴樹の日常が描かれます。大学時代、社会人と女性と付き合ったけれども、貴樹の心が彼女に向いていないことを指摘され、自分が誰を求めているのかを気づかされます。そんなある日、貴樹は明里らしき女性とすれ違います。

繊細な心理描写は小説ならではです。
寡黙で想いを伝えることに不器用な貴樹はアニメでは表情や素振りで気持ちを推測することしかできなかったのですが、小説ではそれを埋めるように描かれなかった心情が伝わってきました。

「コスモナウト」の花苗の貴樹への片想いも心が痛くなります。
貴樹が携帯でメールする相手は誰なのか、が気になりながらも微笑みを見せてくれる貴樹に自分の想いを伝えたい気持ちの葛藤は青春だなぁ。

自分の経験を重ね合わせて、じーんときちゃいました。



秒速5センチメートル [Blu-ray]

秒速5センチメートル [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
  • メディア: Blu-ray



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夏川草介さん「神様のカルテ 0」 [本☆☆]


神様のカルテ0 (小学館文庫)

神様のカルテ0 (小学館文庫)

  • 作者: 夏川 草介
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/11/07
  • メディア: 文庫



「神様のカルテ」シリーズの前日譚とでもいいましょうか。

「有明」「彼岸過ぎまで」「神様のカルテ」「冬山記」の4編が収められています。

シリーズ300万部突破のベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。ますます深度を増す「神カル」ワールドをお楽しみください。
(出版社HPより)

大学生の頃の栗原一止たち、一止を研修医として迎え入れる前の本庄病院、研修医としてキャリアを始めた頃の一止、謎多き女性 榛名の活躍を描いた短編集です。

一止の医者としての想いや成長や悩み、一止を受け入れることを決めた本庄病院の内科部長の板垣先生の思いといったシリーズで語られることのなかった背景が描かれています。

それまでの作品では一止をはじめとする医療関係者たちが患者と向き合う姿を中心に描かれてきていたので、エピソード・ゼロとして位置付けの物語は懐かしささえ覚えました。

職業人としてだけでなく、一人の人間として真摯に向き合っている人たちだからこそ(物語とはいえ)心を打たれるのかな、と思いました。

新刊書で「新章」が出たようです。文庫化が待ち遠しいです。

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舞い鶴のぶどうパン [お店]

地下鉄湯島駅すぐのところにある喫茶店です。

http://www.maizuru.tokyo/

とはいえ、お目当ては干しぶどうがたっぷり入ったぶどうパンで、持ち帰り。
やたらと持ち重みのする一斤です。
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スライスしてみたら、これでもかとレーズンが詰まっていました。
バターを乗せてトーストすると美味しいです。
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ご馳走様でした。

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コーヒー専門店 TIES(タイズ) [お店]

湯島天神参拝の後はお茶をしました。
満席だったので、電話連絡を待ってぶらり散歩。

http://www.geocities.jp/cafe_ties/

コーヒーとケーキがいただけます。軽食はありません。
お店に入った時にはほぼケーキは売り切れでした。残念。

ジアマンチーナ ヨシマツとクルリデ。

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マンゴーとパッションフルーツのムースが爽やか。中はチョコレートムースという淡い口当たり。
ブラジルのコーヒーのジアマンチーナ ヨシマツは香りがよく、しっかりとした飲みごたえで余韻がいつまでも味わえます。今まで飲んだ中でも上位に位置すると思います。


イブラヒムモカとカシス。

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カシスのケーキは酸味と甘さの具合が丁度よく、コーヒーとの相性がいいです。
中にベリー系の果肉らしきものが入っていてこちらも美味しいです。
イブラヒムモカはイエメン産とのことです。モカというとエチオピア産で、イエメンのコーヒーって飲んだことないかも。こちらも香り高く、苦みと甘みがしっかりと感じられます。


一杯一杯ネルドリップで丁寧に抽出する様子は勉強になります。その分だけ時間がかかりますが、見ているのも楽しいです。(個人的には見られたくない、けれど)

大満足の一杯と一皿でした。
ご馳走様でした。

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