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大豆バーを作ってみました [料理]

グルテンフリーおやつとして、大豆バー(xィジョxみたいな)を作ってみました。

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きな粉と大豆粉(おからパウダーでもいいです)、ミックスナッツ(刻んだもの)、ドライフルーツ、甘味としてオリゴ糖、水適量を混ぜて、こねて、棒状にしてオーブントースターで表面10分、裏面5分ほど焼きます。
ドライフルーツにプルーンを刻んで入れると甘みが増します。



ちなみに、大豆粉はこちら
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A1-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%9C-%E5%A4%A7%E8%B1%86%E7%B2%89-200g%C3%975%E5%80%8B/dp/B010DDQ5TS

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森見登美彦さん「夜行」 [本☆☆☆]


夜行 (小学館文庫)

夜行 (小学館文庫)

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 文庫



森見さんらしい、けれども森見さんらしからぬ幻想的な作品です。
この世界観好きだなあ。

「尾道」「奥飛驒」「津軽」「天竜峡」「鞍馬」の5章立てになっています。

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
(出版社HPより)

夜は短し歩けよ乙女』のような貧乏大学生がわちゃわちゃする物語ではなく、どちらかというと『きつねのはなし』を昇華させたような作品です。

学生時代の友人たちが観光や仕事で訪れた先で岸田道生という画家が日本各地の風景を銅版画に描いた「夜行」シリーズと出会い、幻想的な出来事が展開されます。そして、そこには鞍馬の火祭りの夜に姿を消した長谷川さんという女性の姿が見え隠れします。
そして、それらは最終章の「鞍馬」に収斂されます。

(鞍馬の火祭でさえ)静寂でしんとして、迷い込んで抜け出すことのできない夢のように不穏な空気感に満たされています。
「もうひとつの京都」という異世界は従来の森見さんの作品にも描かれていましたが、今作はネガとポジとでもいうべき世界が展開され、魅了されます。

いろいろ伏線は回収されていませんが、ラストがじわっときます。

何度も読み返して味わいたい作品です。

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小豆寒天を作ってみました [料理]

小豆を炊いたので寒天と合わせてみました。

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寒天で固めた小豆の上から、残った小豆をトッピング。
夏のデザートです。

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朝井まかてさん「福袋」 [本☆☆]


福袋 (講談社文庫)

福袋 (講談社文庫)

  • 作者: 朝井 まかて
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 文庫



江戸人情ものの短編集です。
どこか現代にも通じるもののあるテーマに思わずにやっとしてしまいました。

「ぞっこん」「千両役者」「晴れ湯」「莫連あやめ」「福袋」「暮れ花火」「後の祭」「ひってん」の8編が収められています。

1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!
(出版社HPより)

ファッションリーダー(「莫連あやめ」)やフードファイター(「福袋」)、100均ショップの発案者(「ひってん」)といった現代に置き換えても通用するようなテーマがあり、時代小説に慣れない人でも読みやすいのではと思いました。

そして、江戸っ子のきっぷの良さのようなテンポのよさは落語を聞いているかのような気がしますし、ちょっとした仕掛けがあって面白いです。

泣いて笑って、ほろっとして、どんでん返しがあってと江戸長屋を覗いているような短編集でした。

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大崎梢さん「本バスめぐりん。」 [本☆☆]


本バスめぐりん。 (創元推理文庫)

本バスめぐりん。 (創元推理文庫)

  • 作者: 大崎 梢
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/10/24
  • メディア: 文庫



移動図書館を舞台にした連作短編ミステリです。
本好きの人々が集う移動図書館「本バス めぐりん」で起こる日常の謎系ミステリはほんわかした雰囲気に包まれています。

「テルさん、ウメちゃん」「気立てがよくて賢くて」「ランチタイム・フェイバリット」「道を照らす花」「降っても晴れても」の5編が収められています。

都会を走る移動図書館、愛称「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十五歳の新人運転手テルさんと、図書館司書ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。巡回先で二人と一台を待ち受けるのは、利用者とふしぎな謎の数々で……。棚に並んだ本の中に、あなたの好みの一冊がありますように。本でつながる想いをのせて、めぐりんは今日も走る。本屋、出版社などさまざまな「本の現場」を描く著者が贈る、ハートフル・ミステリ。
(出版社HPより)

若手の司書「ウメちゃん」と元サラリーマンでシニアスタッフ兼運転手の「テルさん」のコンビがいい味を出しています。
本が好きで、啓発(というのは大げさか)に燃える「ウメちゃん」と、人付き合いが少し苦手の「テルさん」が16あるバスステーションで出会うミステリはいずれも結末がほっこりします。

立ち寄るバスステーションもビジネス街あり、高級住宅地ありと利用者も様々。持ち込まれる謎も様々でバリエーションに富みます。

ただ、短編で登場人物が多いので、どうしてもキャラクターの掘り下げが物足りなくなりました。特にウメちゃんこと梅園奈緒子の像がぼやけてしまいました。

是非ともシリーズ化してほしいです。

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千駄木 エスプレッソファクトリーと森鴎外記念館 [お店]

根津から千駄木に移動して、お茶しました。

https://ameblo.jp/esp-f/

エスプレッソ。カジュアルに過ごせます。
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すぐ近くの森鴎外記念館です。
https://moriogai-kinenkan.jp/

昔は図書館でよく利用していたんですが、図書館は分離してしまったようです。
なんかごっつい外観になっています。
こちらにもカフェがあります。2階からは鴎外の旧居「観潮楼」の庭や南方が見渡せます。

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根津 はん亭でランチ [お店]

半年も前の記事をアップするのを忘れてました[あせあせ(飛び散る汗)]
春先だったのですが、根津にある串揚げのお店 はん亭でランチをいただきました。

http://hantei.co.jp/

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明治時代に建てられたという風情ある佇まい。
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お通し。ミニトマト、モッツァレラチーズ、アボカド。
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お口直しの野菜スティック。
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海老の紫蘇巻き、豚のヒレ。
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ワカサギ、タラノメ。
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牛ヒレ、生麩ナッツ味噌。
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蟹しんじょ。
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帆立貝、レンコンの肉詰め。
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ヒラメと菜の花、ポロ葱とパンチェッタ。
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ご飯もの。海苔茶漬けか赤だしの味噌汁つきご飯。
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デザートはチョコレートのパンナコッタ。
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一串ごとにサーブしてくれるので、熱々のまま食べられます。
追加オーダーも可能です。

ご馳走様でした。
季節ごとに行きたいお店です。

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柚月裕子さん「慈雨」 [本☆☆☆]


慈雨 (集英社文庫)

慈雨 (集英社文庫)

  • 作者: 柚月 裕子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: 文庫



四国の遍路道で過去と向き合う元刑事と、現在進行形で進む少女誘拐殺人事件の捜査が並行して描かれる警察小説です。
ストーリイ展開はやや陳腐ではありますが、それ以上に深い感動を味わえます。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。
(「BOOK」データベースより)

過去に扱った少女誘拐殺人事件の結末に葛藤する元刑事の神場が妻の香代子と四国遍路の中で自らと向き合うパートと、同時期に起こった少女誘拐殺人事件を捜査する緒方刑事のパートが交互に描かれ、事件の真相に迫っていく展開は緊迫感があります。

神場と緒方は同じ職場の先輩後輩の間柄で、緒方は神場に尊敬の念を抱いていることが伝わってきます。物証の少ない犯行にアドバイスを求められた神場もまた職務に誠実な緒方に対して敬意を抱いていて、信頼し合っている二人の関係が貴いものに思えます。

それだけでなく、夫婦、親子、恋人、上司と部下(神場と緒方、鷲尾捜査一課長と神場、鷲尾と緒方)など様々な関係性が描かれ、そこには深い信頼関係があります。

神場と香代子、娘の幸知の過去が遍路道の最中に回想というかたちで描かれていて、時間軸という深みをもたらしています。

結末は苦いものになるのですが、神場(と香代子)の選んだ決意は潔く、清々しいものでした。
本を読む愉しみを存分に味わえる作品だと思います。

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ヤマウラさんから株主優待品をいただきました 2020夏 [株主優待]

ありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]

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信州りんごの酢2本、レモンライム酢、ざくろ酢、ぶどう・ブルーベリー酢、トロピカルフルーツ酢各1本です。それぞれ150ml。
https://uchibori.biz/?pid=114450616

去年も信州りんごの酢をいただいて、とても美味しかったので、迷わずチョイスしました。

今年も暑くなりそうなので、これで乗り切るぞー。

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ヴァローナのチョコレート ~明治屋京橋ストアー [お店]

以前にフランスのお土産でもらったチョコレートが美味しかったので、京橋にある明治屋京橋ストアーで買ってみました。
http://meidi-ya-store.com/store_all/kyobashi_store/

こちらはカカオ分66%。
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こっちはカカオ分64%。
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コーヒーと一緒につまむことが多いので、ハイカカオだと美味しいけど苦み×2になってしまいます。
個人的にコーヒーには60%台が合うかなと思いました。


おまけ。
銀座を通りかかったら、銀座松屋の壁面がミッフィーちゃんになってました。
ミッフィー展に合わせた仕掛けですね。白地の壁面の銀座松屋ならでは。
https://www.matsuya.com/ginza/events/2020/0710/miffy_65anniversary/

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